現代戦国時代2

「それは……自分が強くなりたかったからです」
 
「お前の希望した強さは手に入ったか?」
 
「……はい」
 
「そうか…………」
 
龍杏はそれを聞いて、にこりと笑った。
 
すっと手を差し出し、俺は握手かと思い、手を差し伸べる。
 
「ふん!!」
 
その時、俺の視界はぐるりと天と地が一回転した。
 
「うわ!!」