現代戦国時代2

それから、わずか一週間後……
 
「ふん!!」
 
俺の横面を鋭い拳圧が吹き抜けていく。
 
「はぁっ!!」
 
懐に入り込み、相手のみぞおちに決定的な一撃をお見舞いした。
 
相手は悶絶しながら、足から崩れ落ちていく。
 
「それまで……やれやれ、なかなか飲み込みが早い子だったね。私が教えられることはこのくらい……あとは自分でつかみなさい」
 
道三からの一言を受け、俺は心からの笑みで応える。