現代戦国時代2

やわらかな笑みの向こうに何やら黒いものが見える。 

それが、道三の第一印象。 

「ふむ……見たところ、そんなに強くはなさそうだ」 

あっさりと俺を評価する道三。
 
すっと椅子から立ち上がると、道三は俺の横まで一気にジャンプした。
 
助走もなしで軽く3メートルは飛んだぞ……
 
「ふーむ……体も細いし、身体能力も低い……こりゃあ生き残れそうにはないなぁ」