俺は乱暴に畳の上に座り、二人の顔を見た。
「会ったのさ」
「会った?誰にだよ?」
「さぁな。誰かは知らないが人間ではなさそうな感じだったよ」
人間ではなさそうな感じ――
この一言で、二人にはだいたい俺の言いたいことがわかったようだ。
源内が大きくため息をつく。
「なるほど……今回の敵の思った以上に手が早いみたいだな?」
「会ったのさ」
「会った?誰にだよ?」
「さぁな。誰かは知らないが人間ではなさそうな感じだったよ」
人間ではなさそうな感じ――
この一言で、二人にはだいたい俺の言いたいことがわかったようだ。
源内が大きくため息をつく。
「なるほど……今回の敵の思った以上に手が早いみたいだな?」

