現代戦国時代2

すぐに、例の豪邸が見えてきた。
 
俺は自転車を止め、インターホンを鳴らす。
 
プッ……
 
「はーい。どうせ、幸村だろ?さっさと入って来いよ」
 
「どうせって何だよ……わかった、ちょっと待ってろ」
 
戸を開き、俺は源内の家に足を踏み入れた。