はぁはぁと、肩で息をする。 一気に私の口から出た言葉達は、男を黙らせた。 1、2秒の沈黙の後、男は口を開いた。 「“消えてくれ” そんな言葉を言われたのは初めてだ… どうしよう、泣きたくなってきた」 さっきまで笑っていた男は、悲しそうに画面越しで私を見る。 -