「ふさわしいかどうかは私!が決めるのよ。

ふさわしい相手が他にいるなんて、

あなたに推測してもらう必要はないの。

わかったわね?」

「はい」

「今日からあなたは私の彼氏、わかった?」

「はい」

親父が居ることも忘れ、俺は言ってしまった。

しかし、なぜだか後悔する気持ちには

ならなかった。