運命的な出会いを果たしてから3ヶ月後、俺が海辺を走っていると、人魚姫が声をかけてきた。








“ねぇ、明日から大会でしょ？”


俺は不思議に思った。


“そうだけど、なんで？”


“なんとなく。









貴方、3ヶ月前より堂々としてる。










自信ついた？”









何気ない一言が嬉しかった。








“あぁ。お陰様で”










“そう。










じゃあ直、










明日、表彰台で待ってるわ。










期待してないけど”