“私、直の連絡先知らないなぁと思って” “そういえばそうだな。・・・フッ、何か変な感じだな。俺たち2年も前から会ってるのにな” 俺がそう言って笑えば詩音も笑う。 “フフッ、そうだね。あ~あ、でも、もうこうやって会う機会も減っちゃうんだね” 詩音は寂しげに目を伏せる。 “詩音は受験?” “うん。とりあえず今の成績キープすれば、第一志望行けるって” “そっか…” “直は?” “俺?まだ決めてない” “じゃあ、がんばってやりたいこと探しな?直なら大丈夫だよ”