大会翌日から、ただひたすら走った。


今までに無いくらい、必死で。


俺は何時から忘れていたんだろう?

見下されるのが怖くて、表彰台に上ることしか考えてなかった。



ただ純粋に、

ひたすらに走ることを



忘れてたんだ。