りんご飴、みたいな。




同時に、手に握っていたプリントの山も、水色の封筒も、中に入っていた便箋も。

全て一春の足元に滑り落ちる。





「ちょ…っ」





いきなり座り込むからびっくりして。
何やってんのっ!!?


って怒鳴ろうとしたのに。
















「――っ…糞ッ……!!」





















一春の、顔を覆った手の隙間から。










ぽたって、ひとしずく。
涙が落ちたのが見えた。