夏休み前日まで授業も休み時間も寝て過ごしていた。

昼休みはパンを食べながら1人で屋上から景色を眺めていた。

だが最終日の放課後。
達也に声をかけられた。

『話あるんだけど、屋上行かね?』
達也は少し深刻な表情だった。

『いいよ。』
ォレはそう返した。