夏の雪


その直後、彼は角を曲がって体育館に入ってしまった。


「あ―?誰もいないじゃん?」


「今曲がっちゃったの!!いいよ、見に行こ」


「はあ?!面倒臭い。綾の妄想には付き合ってられましぇ~ん。」

ひどっ!