「いや、だから、今時名前呼ばれて、手まで振られてるのに、気付かないとか!ナイでしょ―(笑)」 まぁ… そう何だけど…… 「だってさあ、奈々?あの人、カッコよくない??」 私は彼に気付かれない程度に指をさして教える。 「えー、どれどれ?」 「あれだよッッッ!ホラ」