ダーリンは王子様★

俺の横でバリバリとクッキーを食いあさる姉貴。


「どーせアンタ甘いの嫌いだから食べないじゃん。だからあたしがわざわざ食べてあげてるんだから感謝しなさいよ。」



めっちゃ高飛車!



「そういえば僕、ちゃんと聞いたことなかったけど、王子様って学校でどんなことしてんの?」


「…ノーコメント。」


「さっき時間稼ぎに貢献したのは誰?僕だよね?違う?」


「わーかったよ!」



なんで姉貴と総司はこんな恩着せがましいんだ!?

あいだの俺がイチバンまともじゃん。






「まず早めに登校して中庭でバイオリン弾く…」


「プーッ!実は家でめちゃくちゃ練習してますってオチなのにな。」


「お前マジ黙ってて!」


「あとはー?」


「授業マジメに受けてそれ以外は俺専用の部屋で休む。」


「はぁ!?アンタ専用の部屋!?アンタごときに部屋があんの!?」


「だって俺、王子様だからね!」


「アンタなんか王子というより玉子じゃん。玉子。」


「玉子ちゃうわ!」