「…そうですよね…わかりました…あの、コレ。クッキー…焼いたんでよかったら食べてください!それじゃあ!」
女の子は小さな紙袋を手渡すと走って行ってしまった。
「ほらね、僕の言った通りでしょ?」
「へぇ~。手作りクッキーとは健気だねぇ。」
「ぅおいっ!お前らいつから見てたんだよ!」
玄関の前で姉貴と総司が様子を伺うようにつっ立っている。
「最初からだよ。」
「僕はみんなの王子だから…だってー。ププー!超おもしろいんだけどー!」
「てめぇ、殺すぞ。」
俺だってこんなこと言いたいわけじゃない。
むしろ王子なんてやりたくない。
「いただきます…」
ようやく朝食の時間。
「アンタ朝からずいぶんめかしこんでるけど、どうしたの?」
真向かいに座っていたオカンが目を丸くして言う。ちなみにオヤジは単身赴任中で家にいない。
「別に…ほっといてください…」
「このクッキーうまー!」
「勝手に食ってんなよ!」
女の子は小さな紙袋を手渡すと走って行ってしまった。
「ほらね、僕の言った通りでしょ?」
「へぇ~。手作りクッキーとは健気だねぇ。」
「ぅおいっ!お前らいつから見てたんだよ!」
玄関の前で姉貴と総司が様子を伺うようにつっ立っている。
「最初からだよ。」
「僕はみんなの王子だから…だってー。ププー!超おもしろいんだけどー!」
「てめぇ、殺すぞ。」
俺だってこんなこと言いたいわけじゃない。
むしろ王子なんてやりたくない。
「いただきます…」
ようやく朝食の時間。
「アンタ朝からずいぶんめかしこんでるけど、どうしたの?」
真向かいに座っていたオカンが目を丸くして言う。ちなみにオヤジは単身赴任中で家にいない。
「別に…ほっといてください…」
「このクッキーうまー!」
「勝手に食ってんなよ!」


