ダーリンは王子様★

「へえ。じゃあイガラシじゃなくて、ごじゅーあらしだね!」


あたしはひらめいたようにポンと手を叩いた。



「いや、だからごじゅーあらしって書いてイガラシって読むんだけど…」


「でも、ごじゅーあらしじゃ長いからあだ名は嵐で決まりね!」


「え!?俺の意志スルー?うん、まぁ、いいけどさぁ…」



「いーじゃん、嵐。つよそー。」



嵐の後ろで気怠そうに答えたのは、メガネをかけたまさに知的で優等生といった雰囲気の男の子…

でもガリ勉とかそんなんじゃなくてオシャレ優等生!




インテリメガネくん!






「えーっと…あなたは…?」


「俺は、上原 渉。ごじゅーあらしくんと中学からの友達なの。」


「さり気なくごじゅーあらしって呼んでんじゃねーよ。」


「うえはらわたるくん…じゃあ、わたぽんで☆」


「わたぽん!?」


「プーッ!わたぽんだってー!カワイイー!」


「てめぇ笑ってんじゃねーよ。」



嵐に、わたぽん。


いーね!
覚えやすい!