「今年は彼女がいるからもらえないって全部断った。」
「王子……」
あたしのために…チョコ…断ってくれたんだ…
うれしすぎるっ!
「蒼井…。」
「は、はいっ!」
王子は食べていたケーキを置くとあたしの顔をマジマジと見た。
「手、出せ。」
「手、ですか?」
「左手な。」
「は、はぁ…」
握手をするように左手を出すと、王子が手を取りクルッと向きを変える。
そして、ブレザーのポケットから何かを取り出して指にはめてくれた。
「…あの……王…子…これは……」
「左手薬指用指輪。」
あたしの左手薬指にハマっていたのは王子にもらったネックレスと同じピンクゴールドのシンプルだけどかわいい指輪…
呆気に取られすぎて言葉が…出ないんだけど…
「俺、付き合ってないやつには薬指用の指輪はあげない主義だから……ってフツーはそうか。」
「あ………ありがとーございます~…うわぁーん!」
「…またすぐ泣く。涙腺弱すぎなんだよお前は。」
「だって~!」
「泣くのが早いんだよ…俺まだ何にも言ってないし。」
「え?」
「その…遅くなったし…こんなこと言うのだいぶ恥かしいんだけど…」
「はい……」
「僕だけのお姫様になってください。」
「王子……」
あたしのために…チョコ…断ってくれたんだ…
うれしすぎるっ!
「蒼井…。」
「は、はいっ!」
王子は食べていたケーキを置くとあたしの顔をマジマジと見た。
「手、出せ。」
「手、ですか?」
「左手な。」
「は、はぁ…」
握手をするように左手を出すと、王子が手を取りクルッと向きを変える。
そして、ブレザーのポケットから何かを取り出して指にはめてくれた。
「…あの……王…子…これは……」
「左手薬指用指輪。」
あたしの左手薬指にハマっていたのは王子にもらったネックレスと同じピンクゴールドのシンプルだけどかわいい指輪…
呆気に取られすぎて言葉が…出ないんだけど…
「俺、付き合ってないやつには薬指用の指輪はあげない主義だから……ってフツーはそうか。」
「あ………ありがとーございます~…うわぁーん!」
「…またすぐ泣く。涙腺弱すぎなんだよお前は。」
「だって~!」
「泣くのが早いんだよ…俺まだ何にも言ってないし。」
「え?」
「その…遅くなったし…こんなこと言うのだいぶ恥かしいんだけど…」
「はい……」
「僕だけのお姫様になってください。」


