ダーリンは王子様★

彼女と仲良くなってあのような写真が出回ったことで、結果的にまわりのみなさんを失望させてしまい本当にすみませんでした。



ただ、彼女を好きになったのは事実です。


僕は


彼女を好きになったことを後悔したくありません。



好きになったことを後悔して、

好きでいることをやめるくらいなら





王子様なんて





くそくらえです。




僕は、今日を持って、


王子様を


辞退します。」





その言葉に聞いていた女子は圧倒されていた。


むしろキュンとした様子だった。


王子の言葉には力がこもっていて今まで見てきた優しい王子ではない、力強い芯の通った王子が、そこにはいた。




「…でもさぁー結局は俺たちのこと騙してたってことだよなぁ?」


「そうそう。裏切ったってことだろ?やめんのは勝手だけどさー、だまされてた俺たちは放ったらかしかよ。」


どこからともなくまたガヤが飛ぶ。





「土下座しろよー。」



土下座!?

王子が土下座!?



「土ー下ー座、土ー下ー座ー、土ー下ー座!」



勝手に始まった土下座コールはいつの間にか講堂内を包みこむほどに大きくなっていた。