王子がそういうと田中さんは黙ってコクリとうなずいた。
「元々王子は恋愛禁止なのに、約束を守れなかった僕にも責任はある。だから、僕は今日で王子をやめる。」
「……え?」
王子の言葉に田中さんは言葉を詰まらせた。
きっと、田中さんにはそんなつもりはなかったのかもしれない。
ただ少しだけ王子を困らせたかっただけ。
王子のことが好きなら田中さんもあたしと同じ、
王子様をやめてほしいなんて思ってない。
「……ごめんなさい…本当にごめんなさい…そんなつもりじゃ…なかったのに…!」
「王子を辞めようとは前から思ってたことだから、気にしないで。ただ、謝るなら蒼井に謝って。」
田中さんはあたしに「ごめんなさい」とひとこと謝ってくれた。
「…王子、集会するって…さっきの放送…」
田中さんが部屋から出たあと、あたしは王子の様子をうかがうように言った。
「…集会でちゃんと話す。」
「でも、そんなことしたら王子…みんなに批判受けるかもしれないよ!?危ないよ!」
「危ないのはお前だっておんなじだろ。」
「それは…そうだけど…」
確かにさっきの女子の殺気…
リアルに殺されてもおかしくない雰囲気だったけど…
「ちゃんと話すのが、王子としての責任だから。非難されようが、言いたいことは全部話す。」
「元々王子は恋愛禁止なのに、約束を守れなかった僕にも責任はある。だから、僕は今日で王子をやめる。」
「……え?」
王子の言葉に田中さんは言葉を詰まらせた。
きっと、田中さんにはそんなつもりはなかったのかもしれない。
ただ少しだけ王子を困らせたかっただけ。
王子のことが好きなら田中さんもあたしと同じ、
王子様をやめてほしいなんて思ってない。
「……ごめんなさい…本当にごめんなさい…そんなつもりじゃ…なかったのに…!」
「王子を辞めようとは前から思ってたことだから、気にしないで。ただ、謝るなら蒼井に謝って。」
田中さんはあたしに「ごめんなさい」とひとこと謝ってくれた。
「…王子、集会するって…さっきの放送…」
田中さんが部屋から出たあと、あたしは王子の様子をうかがうように言った。
「…集会でちゃんと話す。」
「でも、そんなことしたら王子…みんなに批判受けるかもしれないよ!?危ないよ!」
「危ないのはお前だっておんなじだろ。」
「それは…そうだけど…」
確かにさっきの女子の殺気…
リアルに殺されてもおかしくない雰囲気だったけど…
「ちゃんと話すのが、王子としての責任だから。非難されようが、言いたいことは全部話す。」


