ダーリンは王子様★

どうしよう…
素敵すぎて目が離せないっ!


「あ…そういえば…あの、さっき、お姉さんたち、あなたのこと、王子って、言ってたんですけど…」


「…あぁ。えーっと…キミ、新入生?」


「はい!」



「入学式の日にあった在校生代表挨拶には参加した?」



「いや、入学式の日は休んじゃって…実は今日が初登校なんです!」


気合いはじゅうぶんです!と言わんばかりにガッツポーズを見せる。



「そうだったんだ。じゃあ知らないのも当たり前だよね…」



「なんですか?」



「実は自分の口からは言いにくいんだけど…僕は美空高校の、今年度の王子様なんだ。」



「王子………様!?」




あたしの胸がドクン!と大きく脈を打った。



『ユカリン、おーじさまとけっこんする!』



このお方が王子様…





王子様って…ホントにいたんだ!


ずっと会いたかった王子様。


王子様が…


こんな身近にいるなんて…


「はいっ!」