ダーリンは王子様★

「ここはアンタのような1年が来る場所じゃないの。」


「は、はぁ…?」


「ここはね、朝は王子こと、二階堂政宗サンの専用敷地になるのよ。コソコソ入って王子狙ってるって言うんなら…タダじゃおかないから。」


「あの…だから王子って一体……」



「何してるの?」

「おっ王子!」





王子?





見上げるとそこにいたのはさっき佐々木から告白を受けていたあのカッコよさげな男の子だった!



「いや、あのぉ、この子が間違って王子の敷地に入ってきてたから教えてあげてたんですぅ♪」



え、ちょ、お姉さん、さっきとエラいキャラ変わってますケド。




「そうだったんだ。でも、乱暴はダメだよ?優しく教えてあげてね。」



男の子はしゃがむと乱れたあたしのネクタイを整えてくれた。