ダーリンは王子様★

「あの…僕にそんな気はサラサラないんですが…」


「そうかなぁ…2回もキスを迫ってるのにその気がないと?」


「!!」



……い、痛いとこつかれたんですけど…


「しかも2回とも未遂に終わるというお粗末な結果…王子様が恋愛ベタだなんて聞いたことないよ。」


「いや、その…2回目は…かすったよ…」


「それキスに入ると思ってんの?」


「……違いますよね。」


「それはただの事故。」



じ、事故!
あんなに勇気を振り絞った結果が事故!


てか2回とも結城が乱入してきて未遂に終わってんだけど!


あのガキ…


責任取れや!!






「きっと政宗のことだから、キスが成功したらそこで理性が完全にぶっ飛んでサラッとその先に進むと思うよ☆」


「え!?ヤバくない?それって犯罪じゃない!?」


「ビビりすぎ…向こうの同意があれば犯罪になんかならないから。」


「あ、そう…」



俺が蒼井と………




全っ然考えてもなかった!


正直キスでいっぱいいっぱいだったし!



でもそっか…好き同士の付き合いの延長線上には…それがあるのか…


あって当たり前なのか…



「好きな女の子と一緒にいてそう思うのは健全な証拠だから大丈夫☆」


「大丈夫って…」




なにが大丈夫やねん!



…思わず関西弁でツッコミ入れちゃうわ。



はぁ…