ダーリンは王子様★

「どういうことって…だから王子とクリスマスにおうちデートだけど…」


「マジで言ってる?」


「大マジだよ!え!?あたしなんか変なこと言ってるかなぁ…」


「はぁ…ユカリンって本当そういうことに関して疎いよね…」


「う、うとい?」


「つまり、家に行くってことは……その……一線を越えてもいいってことだよ!?」


「一線を越える…」


「王子とヤルってことだよ!」


「!!!」


「やっぱり分かってなかったか…」



おおおおおおお王子と………やややややや………


「あわわわわっ…」


「あーあーその勢いだと鼻血出そうだから今のうちにティッシュ詰めといたほうがいいよ?」


「は、はいっ…!」



香奈ちゃんに言われるがまま鼻にティッシュを詰め込み万全の態勢で鼻血を向え打つ!



「家に彼女…まぁアンタは彼女(仮)だけど…」


「(仮)って!」


番組のタイトルじゃあるまいし!




「だってそうなんでしょ?」


「まぁそうなんですけど…」


「とにかく!男子が好きな女の子を家に呼ぶってことはそういうことなの!しかも誰も家にいないなんて男子にしてみりゃラッキー極まりない状況だよ!?」


「でも…王子はそんな感じには見えないけどなぁ…」


「アンタ王子のこと買いかぶりすぎ。王子だってアンタみたいな女の子を好きになるってことは健全な男子ってことなんだよ!」


「健全ねぇ……」


「チューは?もうしたの?」


「ちちちチュー!?」


「んな驚かなくても…」