ダーリンは王子様★

「政宗くん、風の噂で聞いたけど、今大変なことになってるらしいね?」


「なんですか梓さん、急に…」



久し振りに部屋に顔を出した梓さんは来るなり心配そうに言った。


「ライバル登場だって?」


「!?な、なぜそれを…」


「僕の情報網を甘く見てもらっちゃ困るよ☆」



こわっ!
なに!?
梓さんってFBIの組織かなんかなの!?



「結城大空くん。ユカちゃんの中学時代の友達、どうやらユカちゃんに会いたくて転校してきたみたいだよ?」


「ええー!?」


「その様子だと知らなかったみたいだね…」


蒼井を追って転校って…


「政宗がどのくらいユカちゃんのこと好きかわかんないけど、好きレベルで言ったら政宗かなわないかもよ?どうするつもり?」


「どうするって…」



色々急に言われても…


「余計なお世話かもしれないけど、このあとユカちゃんに部屋に来るように呼んどいたから☆」


「えっ!?」


俺さっきから「え!?」しか言ってないような…


てか蒼井が来るって!


どうしよ!?



「失礼しまーす!」


「あ☆来たみたい♪じゃあ僕は帰るからあとはごゆっくり♪頑張って☆」


「え、ちょっと梓さん!」



蒼井と入れ違いになるように梓さんは帰って行った。


「じゃあねユカちゃん♪」

「あず先輩さよーならー☆」