ダーリンは王子様★

「だって!王子が…………」



そこまで言いかけて蒼井は黙っている。






ヤバい……






「………俺が…なに?」




「いや…その…」






かなりヤバい…
これはマジでヤバい…




………蒼井が、めちゃくちゃカワイイ。




あれ…
蒼井ってこんなに可愛かったっけ?

なに?
誰、この子!
ホントに蒼井!?


頼むからその潤んだ目で俺を直視しないで欲しいんですけど…


理性が


きかなくなるんで!





「……蒼井………」

「…はいっ…」





『離れて』と言いたかったが、もう完全に遅かった。


ヤバい…

ヤバいヤバいヤバい…


あーごめん蒼井…

俺まだお前に好きだって言ってないのに…











キスがしたいです。



したいですとゆーか、




します。




理性が飛んじゃったみたいです。



俺はそっと蒼井の唇に自分の唇を近付けた。


そして唇が重な……………









ガラッ!



「ユカリン!」



ガタガタガタっ!

ドスン!




「ふぎゃあ!」



ドアが開く音と同時に蒼井がイスから転げ落ちた。


ヤバい…心臓がめちゃくちゃバクバク言ってるんだけど…


それよりなに!?

誰かきた!?



「ユカリン!いるんでしょ!?」



…ユカ…リンだぁ!?