ダーリンは王子様★

大空はあたしを見つけるとまわりも気にせず走って抱き付いた。


「ユカリン☆やっと会えたぁ♪」


「え…ちょ!なんなのアンタら!!」



キョトンとする香奈ちゃんをはじめ、クラスのメンバー…



キョトンとしたいのは…




あたしの方だよっ!



なんで大空がここにいるの!?







―――――――――

「で?ふたりの関係性を教えてほしいんだけど。」


ホームルーム終了後、香奈ちゃんがあたしと大空を交互に見ながら言った。


「えっとおー、大空は中学のとき3年間同じクラスだった友達なんだ。」


「えぇ!?じゃあもしや久々の再会ってカンジ!?」


「卒業式以来だよね?」


「うん♪」




大空とは中学3年間ずっと一緒でよく遊んだ友達…友達というか…



「あの…大空…いい加減離れてほしいんだけど…」


「やだーっ☆」



あたしの後ろから肩に手を回し抱き付いている大空…


友達というか…



大空が一方的にあたしを好き



ってカンジ?



「…本当に友達?」


「ほらー!香奈ちゃん誤解するからやめてよー!」


ムリヤリ腕をはがそうとしてみる。



「別にいいじゃん♪僕は誤解してもらったほうがうれしいもん♪」


「あたしはうれしくないの!」