「ふわああ~…ねみぃ…」
奈良から京都へ移動するバスの車内。嵐が大きなあくびをひとつした。
「嵐寝不足ー?」
「コイツが…渉のせいで寝れなかったんだよ!」
「わたぽんが?なにしたの?」
「何もしてないよ。ただ布団入って寝る前に怖い話してあげただけ。」
「それだよそれ!それが原因で寝れなかったんですけど!」
涼しい顔で答えるわたぽんに嵐がツッコんだ。
「へ~アンタ怖い話苦手だったんだ。ヘタレだねぇ…」
香奈ちゃんが呆れたように言う。
「だってマジ怖いんだもんコイツの話!天井のシミは顔に見えるわ、夜中トイレに行けないわで全っ然休めなかった…その横でいびきかいて寝るしさぁ!」
「だって俺は怖くないし。」
「マジ卑怯!あー!この勢いだと京都楽しめなさそうだから俺は寝るぞ!おやすみ!」
そう言うと嵐はブレザーを脱いで頭からかぶり寝る態勢に入った。
なにやってんだか…
(ところで…ユカリンは王子にどこ見てまわるか聞いた!?)
香奈ちゃんがまわりに聞こえないようにコソコソっと耳打ちした。
(それがついてくると迷惑だからって教えてくれなくて…)
(うわ!地味にヘコむなソレ…)
(地味どころかガッツリヘコんだよ…あっ、でもね、夜会ってくれるって♪)
「ええぇーっ!?」
(ちょ、香奈ちゃん声大きいって!)
(あぁ…ごめん、つい…)
あたしと香奈ちゃんは前の座席に隠れるようにして身体を縮めた。
奈良から京都へ移動するバスの車内。嵐が大きなあくびをひとつした。
「嵐寝不足ー?」
「コイツが…渉のせいで寝れなかったんだよ!」
「わたぽんが?なにしたの?」
「何もしてないよ。ただ布団入って寝る前に怖い話してあげただけ。」
「それだよそれ!それが原因で寝れなかったんですけど!」
涼しい顔で答えるわたぽんに嵐がツッコんだ。
「へ~アンタ怖い話苦手だったんだ。ヘタレだねぇ…」
香奈ちゃんが呆れたように言う。
「だってマジ怖いんだもんコイツの話!天井のシミは顔に見えるわ、夜中トイレに行けないわで全っ然休めなかった…その横でいびきかいて寝るしさぁ!」
「だって俺は怖くないし。」
「マジ卑怯!あー!この勢いだと京都楽しめなさそうだから俺は寝るぞ!おやすみ!」
そう言うと嵐はブレザーを脱いで頭からかぶり寝る態勢に入った。
なにやってんだか…
(ところで…ユカリンは王子にどこ見てまわるか聞いた!?)
香奈ちゃんがまわりに聞こえないようにコソコソっと耳打ちした。
(それがついてくると迷惑だからって教えてくれなくて…)
(うわ!地味にヘコむなソレ…)
(地味どころかガッツリヘコんだよ…あっ、でもね、夜会ってくれるって♪)
「ええぇーっ!?」
(ちょ、香奈ちゃん声大きいって!)
(あぁ…ごめん、つい…)
あたしと香奈ちゃんは前の座席に隠れるようにして身体を縮めた。


