ダーリンは王子様★

そこまで言うと王子は天井を見上げたまま黙ってしまった。


…………どうしたんだろ…あたし、変なこと聞いちゃったかな…



「…………王…子?」



「…………つーか、んなことお前に教える筋合いないわー!」


「ふぎゃあ!」


王子がクッションを投げ返し見事あたしの顔にクリーンヒット!


「なにすんのさー!」


「…った!お前また投げたな…くそ!これでもくらえ!」


「ふがっ!うぬぬぬ……必殺倍返し!!」


「どぉわっ!」




まさに枕投げならぬ、クッション投げ。



あたしたち、


子どもじゃん!





そうやってしばらく王子と遊んでいるうちに気付けば時刻は2時を回っていた。


「…もういい加減帰らないか?」


「…そうですね。あ、でも今の勝負はあたしの勝ちですよ。」


「いや!どー見ても俺の勝ちだろ!」


「認めません!あたし負けず嫌いなんで!」


「意味わかんないんですけど。」



戸締まりをして、部屋を出る。

あずさんの言うとおり校内には誰にもいないようですごく静か…


「わあ―――――――――っ!」

「うわぁっ!なんだよ!!」


「いや、あまりにも静かだったんで叫んでみました。」


「急にわけわかんないことすんなっ!」


「えへへ☆スカッとしました♪」


「ったく…。」