ダーリンは王子様★

「はぁ…なんでこんなことに…」


あずさんが部屋を出ると王子はソファーに倒れこんだ。


「でもなんやかんやで2時まであと30分ですよ?ゆっくりお茶でも飲みましょうよ☆」


「いつからここはお前の部屋になったんだよ…」


「てへへ☆ってゆうか、あずさん彼女いたんですね!デートだって!」


「いないわけないじゃん、あんな完璧な人に。」


「確かに…」


「きっとボンキュッボンの超キレイな人なんだろうな…」



ピク。



「王子は…王子はボンキュッボンなら誰でもいーんですか!?」


「こっわ!なに!?急にスイッチ入れんじゃねーよ!ビビんだろーが!」


「あぁ…すいません、つい…」



だって…


あたし、胸ないんだもん…




思わず自分の胸を確認する。



フッ…まな板みたい。自分でもわらけてまうわ。



「そういえば王子はどういう人がタイプなんですか?」



そういえば今まで聞いたことなかったな。



「ギャーギャーうるさくなくて、デートプランに科学博物館ぶちこまない人。」


「それ遠回しにあたしの悪口言ってません?」


「バレた?」


「王子のバカー!」


「って!!」


ソファーにあったクッションを思いっきり王子に投げ付ける。


「そんな怒んなくたっていーじゃん!怖いよお前…」


「あたしはマジメに聞いてるんですからマジメに答えてくださいっ!」


「はいはい、うるさいなー…えーっと…好きなタイプね……好きな………」