ダーリンは王子様★

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「蒼井ユカ、ただ今参上!」



VIPルームに無事侵入成功!


「やっと来たか。ずいぶん遅かったな。」



VIPルームに行くと王子がベッドに横たわりポータブルゲームで遊んでいた。



「命懸けなんですからそりゃ時間もかかりますよ。」


「あ、そう。」



ホント冷たい!

本当にこの人ハグしてくれたときと同一人物ですか!?


「梓さーん。蒼井、来ましたよ。」


「ん?」


「ユカちゃん☆」


奥に目をやると、ピアノの前に座っていたあずさんがピョコっと顔を出した。




「あず先輩!お久し振りですっ!」


「やっほー☆元気だったー?」


「はいっ!もちろん!」


「実はユカちゃんに用事があったのは僕のほうで、政宗に呼んでもらったんだ♪」



「用事?なんですか?」


「夏休みフランスに旅行に行ってきたんだけど、そのお土産☆」


「お土産!?」


「よかったら食べて☆チョコレートなんだけど。」


あずさんはピアノの上に置いてあった小さな紙袋を差し出した。


「いいんですか!?」

「うん♪あと悠太の分も中に入ってるから渡してくれる?今日渡そうと思ったんだけどバタバタしてて時間なくて。」


「わーいっ☆ありがとうございます!」


ホント神だよあずさん!!