「王子…」
「ん?」
「今聞いた話も墓場まで持ってきますね!」
「いい加減墓場ネタやめろ!」
――――――――――
ファミレスを出ると日が暮れ始めていた。時刻は5時過ぎ。
「そろそろ帰るか……蒼井……蒼井!?」
いない!
パッと後ろを振り返ったが蒼井はファミレスの隣りにあった雑貨屋の前で足を止めていた。
「コラ!勝手に止まんな!」
子どもを注意するお巡りのように軽く頭をこつく。
「あだっ!ごめんなさい…」
蒼井がジッと見ていたのは白くてモコモコした羊のようなぬいぐるみがついたストラップ。
「なにコレ…羊?羊にしては首が長くて気持ち悪い…」
「王子知らないんですか!?」
「なにが。」
「これ、羊じゃなくてアルパカって言うんですよ!」
「あるぱか…ふぅん。」
「あたし最近この子たちにハマってて家にいっぱいいるんです☆癒されますよ♪」
部屋に首長羊がいっぱい…?
怖いんだけど…
「かわいいからつい見とれちゃって…へへ♪ごめんなさいっ。行きましょ!」
「……いや、買う!ちょっと待っとけ。」
「え?」
俺はアルパカとやらがついたストラップを手に取るとまっすぐレジに向かった。
…おかしい!
俺こんなの欲しくないのに!
欲しくないのに身体が勝手にレジへ!
助けてっ!
「ん?」
「今聞いた話も墓場まで持ってきますね!」
「いい加減墓場ネタやめろ!」
――――――――――
ファミレスを出ると日が暮れ始めていた。時刻は5時過ぎ。
「そろそろ帰るか……蒼井……蒼井!?」
いない!
パッと後ろを振り返ったが蒼井はファミレスの隣りにあった雑貨屋の前で足を止めていた。
「コラ!勝手に止まんな!」
子どもを注意するお巡りのように軽く頭をこつく。
「あだっ!ごめんなさい…」
蒼井がジッと見ていたのは白くてモコモコした羊のようなぬいぐるみがついたストラップ。
「なにコレ…羊?羊にしては首が長くて気持ち悪い…」
「王子知らないんですか!?」
「なにが。」
「これ、羊じゃなくてアルパカって言うんですよ!」
「あるぱか…ふぅん。」
「あたし最近この子たちにハマってて家にいっぱいいるんです☆癒されますよ♪」
部屋に首長羊がいっぱい…?
怖いんだけど…
「かわいいからつい見とれちゃって…へへ♪ごめんなさいっ。行きましょ!」
「……いや、買う!ちょっと待っとけ。」
「え?」
俺はアルパカとやらがついたストラップを手に取るとまっすぐレジに向かった。
…おかしい!
俺こんなの欲しくないのに!
欲しくないのに身体が勝手にレジへ!
助けてっ!


