蒼井は食べる手をとめ、神妙な面持ちになった。
「あのぉ~…王子、去年はどんな生活してたんですか?」
「なにそれ、どういうこと。」
「あたしは今年の4月からの王子しか知りません…だから去年はどんな生活送ってたのか知りたいんです♪」
去年ねぇ…
「去年も中学とはあんまり変わらない生活してたよ。見た目は劇的に変化したおかげで女子に話しかけられることが多くなったんだけど、経験がないから全然うまく話せなくて、友達もほとんどいない状態。」
「暗いですねー…」
「そんなとき声をかけてくれたのが梓さんで、女子とうまく話せたり社交的にしてくれたのは梓さんのおかげなの。」
「やっぱりあずさん目のつけどころが違いますね!…ん…てことは王子、今まで彼女がいたことは……」
「ないけど。」
「よしっ!じゃああたしが記念すべき初彼女になるわけですね!」
「勝手に決めつけんなっ!」
「…でも…王子の過去、聞けてうれしかったです☆ありがとうございました。」
ニコニコと満足げな表情の蒼井。
そういえば俺、こういう暗い過去を誰かに詳しく話したのって………蒼井が初めてだ。
なんでかわかんないけどコイツには自然とベラベラ話せてしまう自分がいる。むしろ話したくなるというか…
フシギなヤツ。
「あのぉ~…王子、去年はどんな生活してたんですか?」
「なにそれ、どういうこと。」
「あたしは今年の4月からの王子しか知りません…だから去年はどんな生活送ってたのか知りたいんです♪」
去年ねぇ…
「去年も中学とはあんまり変わらない生活してたよ。見た目は劇的に変化したおかげで女子に話しかけられることが多くなったんだけど、経験がないから全然うまく話せなくて、友達もほとんどいない状態。」
「暗いですねー…」
「そんなとき声をかけてくれたのが梓さんで、女子とうまく話せたり社交的にしてくれたのは梓さんのおかげなの。」
「やっぱりあずさん目のつけどころが違いますね!…ん…てことは王子、今まで彼女がいたことは……」
「ないけど。」
「よしっ!じゃああたしが記念すべき初彼女になるわけですね!」
「勝手に決めつけんなっ!」
「…でも…王子の過去、聞けてうれしかったです☆ありがとうございました。」
ニコニコと満足げな表情の蒼井。
そういえば俺、こういう暗い過去を誰かに詳しく話したのって………蒼井が初めてだ。
なんでかわかんないけどコイツには自然とベラベラ話せてしまう自分がいる。むしろ話したくなるというか…
フシギなヤツ。


