「あの、これ!定期です!」
そう言うと蒼井はカバンから茶色い二つ折りの定期入れを出した。
「あ!コレ!」
俺のじゃん!
「アンタが家帰ってくる前に学校から電話あってさー、定期忘れてるみたいで拾った子がどうしても届けに行きたいって言うんですけどいいですか?って言うからOK出したのよ。」
「はぁ!?さっきそんなこと言ってなかったじゃん!」
「お腹すいてて言うの忘れてた☆」
くそ姉貴!!!
「じゃああとはお二人でどうぞ☆」
「おい!」
あとは若いお二人に任せましょう♪的なお見合い雰囲気勝手に作んじゃねーよ!
鬼だ…コイツ鬼!
俺が地味だとバレちゃいけないこと知ってるくせに呼びよがって…アイツ完全にこの状況楽しんでる!
はぁ……
姉貴が去ったリビングに沈黙が流れる。重い空気を察したのかリビングと直結しているキッチンで夕飯の支度をしていた総司も出ていってしまった。
「王子にはあんなキレイなお姉様とカワイイ弟くんがいたんですねっ!」
「え?あぁ…キレイではないしかわいくはないと思うけど…あの、定期…ありがとね。」
「いえ!とんでもないです!あと、これ、ラブレターも何通か落ちてましたよ。」
そう言うと蒼井はカバンから茶色い二つ折りの定期入れを出した。
「あ!コレ!」
俺のじゃん!
「アンタが家帰ってくる前に学校から電話あってさー、定期忘れてるみたいで拾った子がどうしても届けに行きたいって言うんですけどいいですか?って言うからOK出したのよ。」
「はぁ!?さっきそんなこと言ってなかったじゃん!」
「お腹すいてて言うの忘れてた☆」
くそ姉貴!!!
「じゃああとはお二人でどうぞ☆」
「おい!」
あとは若いお二人に任せましょう♪的なお見合い雰囲気勝手に作んじゃねーよ!
鬼だ…コイツ鬼!
俺が地味だとバレちゃいけないこと知ってるくせに呼びよがって…アイツ完全にこの状況楽しんでる!
はぁ……
姉貴が去ったリビングに沈黙が流れる。重い空気を察したのかリビングと直結しているキッチンで夕飯の支度をしていた総司も出ていってしまった。
「王子にはあんなキレイなお姉様とカワイイ弟くんがいたんですねっ!」
「え?あぁ…キレイではないしかわいくはないと思うけど…あの、定期…ありがとね。」
「いえ!とんでもないです!あと、これ、ラブレターも何通か落ちてましたよ。」


