理想の結婚【2】

「ああっ・・・」


俺はまるで獣だ。


そんな俺に感じながらも
やさしく微笑む果穂ちゃんが
とても愛おしい・・・


果穂ちゃんとなら・・・

もうどうにでもなれ・・・


その時、果穂ちゃんが耳元で言った。


「大好きです。」


果穂ちゃん・・・


俺は果穂ちゃんをきつく抱きしめた。