理想の結婚【2】

「んんっ!!」


キスは次第に激しくなり
果穂ちゃんの舌が
俺の口の中に入ってくる・・・


俺は果穂ちゃんに流されるまま
二人ベッドに倒れこんだ。


果穂ちゃんは俺の上の馬乗りになり、
真っ直ぐ俺を見た。
少し微笑んで、今度は首筋にキスを・・・


「ううっ・・・」


その時、一瞬高橋の顔が浮んだ。


高橋・・・



それに気付いたのか、


「どーしたんですか?」


果穂ちゃんは不安そうに俺を見た。