理想の結婚【2】

俺はバスに乗り込み駅へと向かった。


一番後ろの座席に座り、
携帯を開いた。


高橋からメールは来ていない。


「はぁーっ・・・」


俺は一つため息を吐いて、
窓から流れ行く景色を見た。


夕方の5時、辺りはすっかり暗くなって、
街はイルミネーションに彩られた。


「綺麗だな・・・」


街はクリスマスで賑っているのに、
俺の心は・・・