理想の結婚【2】

んん!? 


なんかいい匂い・・・


開かない瞼を必死に開いた。


すると、高橋が布団に潜り込んで来た。

俺の腕を枕に頭を乗せ、
俺の体に手をまわし、胸に抱きついて来た。



高橋・・・!?


上目遣いの高橋が微笑みながら俺を見る。



俺は寝ぼけていたのか・・・


シャンプーの匂いに負けたのか・・・


高橋を抱きしめていた。