理想の結婚【2】

「いや、だから・・・」


「お母さん、この味どうですか?」


俺が話そうとする間に
高橋が割り込む。


「ああ、どれどれ?
んん、おいしい!!」


「ホントですか?」


「うん、麻衣ちゃん料理の素質あるわ。」


「やったぁ!!
お母さんに教わったからです。」


「また教えてあげるね。」


「ホントですか!?
是非お願いします!!」