理想の結婚【2】

「ああ、実は青森に転勤になってん。」


「青森に・・・?」


「うん。 そこで5年くらい頑張って
本社に戻れば、出世コースやって。」


「本当に!? よかったねぇ。」


「ありがとう。」


果穂は笑顔で喜んでくれた。



よし、この笑顔なら大丈夫!!


「でな、果穂に着いて来てほしいねん。」


「えっ!?」


「俺と結婚してくれんか?」


俺は果穂にプロポーズをした。