でも…。
「透弥さんと一緒なら、何も怖くないのに…」
ずっと一緒に居たいよ。
透弥さんの胸に頬を寄せた。
鼓動が一定のリズムを刻む。
「僕が晶を守る。
朋弥もきっと晶を守ってくれる」
両腕でしっかりと包み込み。
不安を取り除くべく囁き掛ける。
「だけど…晶にも心構えを持って欲しいんだ。けして危ない事に…手を出さないって誓って欲しい」
違うよ…。
私が不安なのは、
いつか透弥さんが他の誰かの元へ行くってことなんだよ?
だけど、
今だけは…今は未だ…。
この胸で甘い夢を見てても、
良いでしょうか?
「晶…ゴメン。
いつも試す様な事をしてたのは、涵養したかったからなんだけど、僕のやり方に焦れた朋弥が勇んでたことも有って…本来それは朋弥の役目だから」
他には何も望まないから…。
どうか…、
お願いします。
少しでも永く、
この腕の逞しさを感じていられる様に…。
この胸の温もりで包み込まれ続ける様に…。
そして何よりも、
透弥さんの心に安らぎを与える、存在で有り続けられる様に…。
透弥さんの微かに香る、
爽やかな香水の匂いを、
いつまでも感じていられる様に。
「透弥さんと一緒なら、何も怖くないのに…」
ずっと一緒に居たいよ。
透弥さんの胸に頬を寄せた。
鼓動が一定のリズムを刻む。
「僕が晶を守る。
朋弥もきっと晶を守ってくれる」
両腕でしっかりと包み込み。
不安を取り除くべく囁き掛ける。
「だけど…晶にも心構えを持って欲しいんだ。けして危ない事に…手を出さないって誓って欲しい」
違うよ…。
私が不安なのは、
いつか透弥さんが他の誰かの元へ行くってことなんだよ?
だけど、
今だけは…今は未だ…。
この胸で甘い夢を見てても、
良いでしょうか?
「晶…ゴメン。
いつも試す様な事をしてたのは、涵養したかったからなんだけど、僕のやり方に焦れた朋弥が勇んでたことも有って…本来それは朋弥の役目だから」
他には何も望まないから…。
どうか…、
お願いします。
少しでも永く、
この腕の逞しさを感じていられる様に…。
この胸の温もりで包み込まれ続ける様に…。
そして何よりも、
透弥さんの心に安らぎを与える、存在で有り続けられる様に…。
透弥さんの微かに香る、
爽やかな香水の匂いを、
いつまでも感じていられる様に。


