「…はぁ、」 部屋に入って鍵を掛ける。 「とりあえず一安心…」 「スゥ…」 腕の中の赤ちゃんは清々しいほどぐっすり寝ている。 「…まったく、人の気もしらないで」 そんなことを言いつつ、口元が緩んでしまうあたし。