夜空の下のちっちゃな天使。




「…はぁ、」



部屋に入って鍵を掛ける。




「とりあえず一安心…」



「スゥ…」



腕の中の赤ちゃんは清々しいほどぐっすり寝ている。




「…まったく、人の気もしらないで」



そんなことを言いつつ、口元が緩んでしまうあたし。