「た、大変だよ。」


力の彼女の由香がすごい形相で走ってくる。


「由香、どうしたの?」


力は、優しく由香に聞いた。


「あ、碧が.....」


「碧になんかあったのかよ。」


俺は、由香の肩を掴みぐらぐら揺らした。


「瞬、動揺しすぎ。」


「り、陸斗が....」


「陸斗?」


なんで、あいつの名前がでるわけ?


「あいつ、珍しく来てないな?」


力は、あたりを見渡して陸斗を探した。


てか、由香はまだ息がととのってないみたいで、ぜぇーぜぇーしている。


運動しなさすぎなんだよ。