なんの話ししてんだ?


「あの....さ。」



俺は、話しを割ってはいった。


「あぁ。わりぃな。今は、瞬と碧の事だったな。」


「や、それよりも....」


遥人の事が気になるだろ?


「俺さ。黙ってたけど.....結婚してんだよ。碧の姉とさ。ガキもいてさ。」


遥人が珍しく照れてる。


それだけ、大切なんだな。


結婚には、吃驚だけどさ。


幸せなんだ。


俺は、ちょい冷静にそう思った。


陸斗、力、由香なんて口開けたまま固まってるし。


「遥人、今度朱に会いたい。」


碧の縋るような目。


かわいすぎる。


てか、遥人が結婚してるとは言え、いい気はしない。


「あぁ。真白と待ってる。」


遥人は、慣れたように碧の頭をなでた。


俺は、態度に現さないが嫉妬していた。


「うん。」


碧。


俺のこと好きだよな?


なんか自信なくなってきた。