「とりあえずだ。なんで、俺らまで呼んだわけ？それに、碧ちゃんとなんで、知り合いなわけ？」


力が話を戻した。


「そっか。そこからだよな。俺と碧は、昔付き合ってたんだよ。」


陸斗がさらっと言った言葉に固まってしまった。


「嘘だろ？」


信じらんねー。


まさか、碧の元彼と会うとは....。


「マジだよ。高校の時。まあ、愛想つかされて別れたんだけどな。」


だから、陸斗は会わなかったのか。


納得した。


「別れた理由は？」


今の俺でまだ付き合ってるのが、不思議になってきた。


「碧ってさ。超ヤキモチ妬きでさ。可愛かったんだよね。そんな碧を見たくて調子乗って遊んでたら、碧に別れよって言われた。」


さっきまで冗談くさく言っていたのに急に陸斗は切なそうな顔をした。


てか.....


ヤキモチ妬き？


嘘だろ？


俺は、首を傾げた。


だって.....