黒沢くんの背中に目をやると、真っ黒で大きな翼が悠々と羽ばたいている。 「コウモリ…?」 あたしがそう呟くと、 ピキッ ――――あ、ヤバい。 「コウモリなんて下等生物なんか一緒にすんな!俺様は気高い吸血鬼様なんだよ!! 今度そんなこと言ったらテメェの血液全部飲んで大量出血で殺してやるぞ?」 ひいっ!!! キレた黒沢くんの罵声を浴び、今度からは何を思っても口にしないようにと誓った。 この人、本っ当に怖い… しかも隣では、エイルさんがショックを受けていました…