怖がり少女と吸血鬼



声を出すのを我慢してるのに、声は漏れてしまう。

恥ずかしい…!


羞恥心でいっぱいで、ますます顔が熱くなる。


「なんだよ、いい声出せんじゃん…」


黒沢くんが耳元でささやく。


やだ…ゾクゾクする。


でもこのゾクゾクは、恐怖とは違う。



じゃあ、なに…?




ピチャッ


「んッ…!」