「さてと、じゃあ自己紹介をさせてもらいますね」 そう言うと、しゃべるコウモリはあたしの前にちょこんと座った。 「私は《エイル》 シュウ様にお仕えするコウモリです。まぁ、お世話役ですね」 「この方は、吸血鬼の《シュウ・ブラッドベル》 私のご主人様で、お父様が魔界の大王様です。 人間界に、美味しい身体(血)の女性を求めて来たところ、貴方にお逢いしました」 「はぁ…」 あたしは気の抜けた返事をした。説明されても、理解不能。 もう、今までの出来事で脳内の許容範囲はとっくにオーバーしていた。