怖がり少女と吸血鬼

 

「綾菜、なに見てるの?」


「世界の架空生物って本。狼男とか、吸血鬼とか」


「また読んでるのー?
そんなの、本当にいるわけないじゃん!」



あたしは、冴木 柚子。
普通の高校一年生。


隣で本を読んでいるのは、親友の綾菜。

心霊写真とか、雪女とか…
そういうオカルト系が結構好きらしい。