怖がり少女と吸血鬼

「ねーねー俺にも一口!」


「「……?」」


明らかに場違いな明るい声。
そう、こんなKY人間…いや人間じゃないか、KY吸血鬼は…シードさんしかいない。

あたしと黒沢くん二人同時に声のする方を振り向くと、予想的中。

窓にシードさんがニコニコしながら座っていた。



「チッ………」

盛大に舌打ちをする黒沢くん。
しかし全く動じないシードさん。


つ、強い…